注目の先進医療の一つである細胞バンク
再生医療というものをご存じでしょうか。
これは2000年以降の日本で研究をされてきた臨床治療のひとつであり、難病を克服できるカギを握っています。
世界では今では高度な治療技術が確立をされており、大半の病気を治すことが可能です。
ガンであっても早期発見をすれば90パーセント以上もの高い確率で、20年以上の生存率を誇るまでになりました。
しかし、それだけの技術が発展しても、まだ多くの方が難病に悩まされています。
それらを根本的に治癒するには移植などの処置が必要となり、非常に高いハードルをクリアしなくてはいけません。
希望の光と言われるのが再生医療であり、自身の幹細胞を培養することで完治を目指せるわけです。
現在は厚生労働省の認可を得た施設に限定をして臨床使用をされており、関西地方では大阪府にある「そばじまクリニック」が含まれます。
2000年に東大阪市で開業した「そばじまクリニック」では、細胞バンク施設を併設しているのがポイントです。
このクリニックは整形外科を専門としており、治療に関しては変形性関節炎・スポーツ外傷の処置で細胞移植をなされます。
細胞バンクとは今すぐに対処を必要とする方ではなく、将来に備えて健康な細胞を預けておくサービスのことを指すものです。
実際に治療に使う際は培養をしなくてはいけず、その期間は1年以上を有します。
細胞バンクに預けておけば先にその工程を完了させているので、迅速に治療を受けられるわけです。